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zoom RSS 中河原の梅花皮亭ー9

<<   作成日時 : 2017/05/03 21:01   >>

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2012年のはじめから、仕事の都合でそれまで経験したことのない都心までの電車通勤を始めた。もう五年にもなるからその道中でささやかな楽しみも見つけたりして、そういう毎日に本式に文句はないけれど、同じ都心に仕事に出かけるのにも配属される現場が変ることもある仕事なものだから、ネガティヴにいえばフラフラと焼け野原を喰いものを求めてさまようように、ポジティヴにいえば
「わーい、寝て起きたらその日も太陽が登ってくるじゃんか」
とおもいながら暮らしている。

そうはいっても息子は今春から大学に入学することになって金がかかる事態に直面している。一昔前まではこんな風にお金に苦労することになろうとはおもいもしていなかったから、今さらながら自分の裁量の乏しさに愕然としているところがあるのであるが仕方がない。息子にはそういう苦労は微塵も見せないようにして何というか
「えいやー!」
という感じで今の毎日を過ごしている。お金に困って犯罪を犯す人たちの心理というのはこういうところから端を発しているのかも知れないななどと妙に納得させられながらおもいとどまっていられるのはボクの小心さ故に他ならない。


ボクはかねがね
「趣味は読書と食べ歩き」
とここでも書いてきているが、読書はさて置き、食べ歩きに関してはもうどうにもままならない。振る袖がないのだから仕方がない。だからどうしているのかというと
「ともかく外食はしない」
これにつきるのである。
例えば青山のあの「つけ麺」が旨かったなあなどという誘惑にうなされる夜もある。翌日に、いっくら近い人たちから
「ニンニク臭い」
と言われようが食べたい二郎ラーメンもある。しかしながら、そういったすべての誘惑を遮断、断絶しなければならないのである。これをボクは修行僧の通勤業と呼んでいる。


それでボクは中河原の梅花皮亭に行くと、隅っこの席でおとなしく飲んでいる。
「やあ桜井さん、今度のライヴはいつだい」
とか誰かに言われても
「もう引退しました」
と言って、その人をやり過ごす。それ以上ボクを問いただそうとする人がいるほどボクは世の中にとって影響力のある存在ではないので、店のお父さんに
「すみません。梅しそ納豆を下さい」
くらいの注文はしても許してもらっている。



ポール・マッカートニー・アンド・ウイングス
「ホット・アズ・サン」
https://www.youtube.com/watch?v=k4l5XFZjBCo














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