ライヴハウス四谷コタンとの格闘-183 11月16日(金)雄作バンド・ライヴ告知
バンドの連中とは会えば酒を飲む。昔からそうだった。しかしメンバーの中にはそれほど酒に頼らないでも平気でいられる奴もいる。そいつはバンドから離れているときには、積極的に酒は飲まないらしい。それに越したことはない。ただバンドで集まって、やれリハーサルが終わったとか、その他云々の際には酒好きのメンバーと一緒にシブシブという感じで酒を飲み始める。不思議だが、そいつが真っ先にその席で陽気になる。
ボクはこんな風に、また高校時代のバンド仲間と一緒に演奏出来るとはこれっぽっちもおもっていなかったので、奴らと一緒に演奏出来るのは楽しい。奴らというのはボクが高校時代一緒にバンドを組んでいたP太郎と池田という男たちである。
七八年前に小さな同級会をしたときに、中国からボクたちの高校に入学してきていた張という友人に
「お前たちも少しは社会を見てみろ。世界で今、何が起こっているとおもってるんだ」
とずい分重たい説教を喰らったことがあった。同時多発テロよりずい分前のことだ。ボクには難しいことはよく分からないので張に
「セー・スー・パンパン・ジーって憶えてるかい」
と言った。それは高校時代、張から教わった中国語でボクが作った曲の一節で、それを聴いた張は途端に表情を緩めて
「それは名曲だよ。ピルボード・ナンバー・ワンまちがいなしだよ」
と半ば真顔で言った。中国から成り上がろうと日本にやって来た彼には、たぶんそういうことも全部ひっくるめて前向きだったんだとおもう。ボクは張が今でも大好きである。彼とは、今連絡が取れない。少し前まで、そういう友人がもう一人いたが、今はうるさいくらいにそこにいる。
で、そのころから変わらずつき合いを続けているバンド・メンバーの荒井潔は、すっかりギターが弾けなくなっているらしく、たまにコタンに来ても
「俺はさあ、お前たちと違って社会を見ている訳だよ」
と、張の受け売り言葉を
「ガハハハ」
と笑い飛ばしながら押し通していく。
「分かったよ、きよしちゃん。また一緒に飲むだけでも良いじゃないか」
ボクはこんな風に、また高校時代のバンド仲間と一緒に演奏出来るとはこれっぽっちもおもっていなかったので、奴らと一緒に演奏出来るのは楽しい。奴らというのはボクが高校時代一緒にバンドを組んでいたP太郎と池田という男たちである。
七八年前に小さな同級会をしたときに、中国からボクたちの高校に入学してきていた張という友人に
「お前たちも少しは社会を見てみろ。世界で今、何が起こっているとおもってるんだ」
とずい分重たい説教を喰らったことがあった。同時多発テロよりずい分前のことだ。ボクには難しいことはよく分からないので張に
「セー・スー・パンパン・ジーって憶えてるかい」
と言った。それは高校時代、張から教わった中国語でボクが作った曲の一節で、それを聴いた張は途端に表情を緩めて
「それは名曲だよ。ピルボード・ナンバー・ワンまちがいなしだよ」
と半ば真顔で言った。中国から成り上がろうと日本にやって来た彼には、たぶんそういうことも全部ひっくるめて前向きだったんだとおもう。ボクは張が今でも大好きである。彼とは、今連絡が取れない。少し前まで、そういう友人がもう一人いたが、今はうるさいくらいにそこにいる。
で、そのころから変わらずつき合いを続けているバンド・メンバーの荒井潔は、すっかりギターが弾けなくなっているらしく、たまにコタンに来ても
「俺はさあ、お前たちと違って社会を見ている訳だよ」
と、張の受け売り言葉を
「ガハハハ」
と笑い飛ばしながら押し通していく。
「分かったよ、きよしちゃん。また一緒に飲むだけでも良いじゃないか」
この記事へのコメント
雄作バンドのリード・ギタリストは稲野さんのプレーをパクッてます。
しかし幸か不幸か技術面での差が、そうは聴こえない程度にとどまっているので、どうか乱暴な手段に出るようなことはなさらないで下さい。謙虚にやっております。本当です。