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<<   作成日時 : 2016/12/04 18:54   >>

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ボクも来年で五十二になるから、子供のころの話しなんてのは飛んだ昔話で、何だか胸の奥がザワザワするような気がするけれど、今年も十二月がやって来た。

近頃
「師走だねえ大丸屋。今年も世話になったね。来年もよろしく頼むよ」
なんてセリフを町中で聴くなんてことは皆無に近いけれど、行くところに行けばなくはない。
それでボクが調子にのってお酒を飲み始めると、まずたいていの町の酒場ではボクの飲食を許してくれないことになっているからボクはそれに従って
「はい。確かに一杯いただきました」
とか
「無理をきいて御馳走していただきありがとうございました」
と言って退散してくることが多い。

そんな中で本日いただいた梅皮花亭の「煮干しラーメン」は絶品。

「またこんな旨いモノを考案したんですね」
「口に合うかい」
合うもなにも、旨い。
「お客さんによってはね、中太麺で出してくれっていう人もいるんだけどさ。俺はこの太麺で食べて欲しい訳よ」
ドンブリには、にわかに煮干しの香りが漂うけれど、まるで東京の屋台ラーメンの味といって良い懐かしい味。しかしそれが昔懐かしいだけの味でないことは、まあ食べてみたら分かる。


信州産のボクの母親は、お世辞にも料理上手ではないが、彼女が作るチャーハンは絶品である。ここでいう絶品の意味は、人様にそれを食してもらってまず
「旨い」
という評価はいただけない、ということだ。
母はまず長ネギをブツブツと太く切る。それでフライパンに厚めの豚コマと共に放り入れて、瞬く間に卵を入れる。その卵は少しも溶き入れられてはいない。生卵のままフライパンに、飯ごとかき混ぜられている。
それで
「あいよ」
という具合だ。ボクはそういうチャーハンを食べて育ったから、例えば大人になって本当のチャーハンを食べたときには正直
「ボクが知っているチャーハンとは違う」
と、母を疑わしくおもったほどだったけれど、今でも母が作る、そのたびに違う味のそのチャーハンが、ボクのチャーハンの味なんだろうとおもう。





サディスティック・ミカ・バンド
「黒船」
https://www.youtube.com/watch?v=owRQk4LkBBU












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